ガス溶接作業主任者

作業主任者というのは、国家資格であると考えてまちがいないです。
前回紹介した、ガス溶接技能講習の続きで、ガス溶接作業主任者という資格があります。
 
内容的には、アセチレン溶接(発生装置からアセチレンをとる場合)・ガス集合溶接装置(ガスボンベを10本以上連結して使う場合)に作業主任の配置が必要です。
しかし私自身、製造業・建設業で働いていますが、今まで必要となったケースを聞いた事がありません。
 
工事会社で、施工計画書のフォーマットに、工事に必要な作業主任者の資格の欄があって、その時の担当者が、ガス溶接に○をしていた事があり、不要の旨を指摘すると、自分の会社の大ベテランの者も、技能講習と勘違いして、この資格が必要と言い出したりするほど、存在が認知されていない資格になります。
社内入ってる工事会社の人で、取得している人がいますが、講習で取得したようで、資格の内容も分かっていませんでした。
 
試験の難易度は低く、受験者の9割は合格するそうです。
但し、受験には実務経験の資格の証明が必要だったり、面倒な資格です。
 
私は、労働安全衛生の免許の欄で、ガス溶接の項目を埋めたかったためだけに取得しました。
会社からの評価は特になしです。
 
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安全衛生試験技術協会