溶接技能者(アーク溶接N-2F)

技能者の資格は色々あります。
特定の作業においては、たまに法的に必要になる場合があるので、普段からその仕事をしているなら、
技能者の資格取得を目標にしても良いかもしれません。
 
但し、技能者の資格は、更新期間が短く、さらに実技の再試験があるケースが多いのが難点です。
私の場合は、溶接の試験でA-2Fと同時にA-2Vを受験し、個人的には完璧な仕上がりでしたが、結果は不合格でした。
多くの技能者資格試験で、熟練者が実技再試験で資格を失効することがあるのもまた事実です。
 
 
 
今回取得した、アーク溶接の資格は、主に、構造物の溶接の品質保証のために必要になります。
例えば、クレーンや船舶などの部材の溶接作業で有資格者しか、溶接作業できない場合があります。
 
私自身、国立高専に通っていた時に授業で複数種類の溶接を習いました。その後、製造業・建設業の職場を経験しましたが、実際に現場で使用されているのは圧倒的に被覆アーク溶接が多いです。
 
最近では工業高校の就職対策で、溶接技能者を取得推奨する先生もいます。
 
また、最近ではホームセンターで100V用の溶接機が、1万円~販売されており、普段から製作物が好きな人は溶接の要領を学んでも面白いかと思います。
 
思いのほか色々な物が作れて、老後も、クリエイターやアーティストとして人生を楽しめるかも知れません。
 
イメージ 1
日本溶接協会