扉のサイズ

ハウスメーカーのモデルハウスを色々回って、色々な建具を見た中で、
室内に入るための扉について、同じようなメーカーの物を採用していることに気付きました。
大手以外では、大建の商品を採用しているケースが多いのかなと思いました。
 
注文住宅で細かい寸法を指定できない場合は、尺や間など建築業界 独特の単位で設計され、
その中で、扉も設置されます。
 
今住んでる家の扉 寸法も参考に、打ち合わせを進めないと、完成した時に、
失敗する可能性があるかと思い、メモ程度に記載します(フジ住宅の場合)。
 
 
◎開き戸
 標準 : 扉幅(698),外枠内幅(705),有効間口(630)
 トイレ : 扉幅(593),外枠内幅(600),有効間口(525)
 
◎引き戸
 標準 : 扉幅(712.5),外枠内幅(677.5),有効間口(675)
 幅広 : 扉幅(810),外枠内幅(775),有効間口(772.5)
 
 
調べてみて驚いたのですが、リビング扉(開き戸・標準)の幅が結構狭いです。
※普通の開き戸だと、冷蔵庫が入らない可能性があります。
引き戸の幅広タイプに変更したとしても、そんなに広くはなりません。
また、引き戸は吊タイプは不可で、下部のレールに乗る構造になります。
注文住宅ではなく、自由設計という設計方式をとっているため、メーカーで決まっているルールに従って設計しますので、
特殊な仕様を求める場合は、可能かメーカーに事前に確認が必要になります。
 
 
 
ちなみにフジ住宅では、間取り変更は0.5間単位(910mm)が基本で、最小は0.25間単位(455mm)でしかできません。
よくある注文住宅のように100mm単位での調整や、壁厚みの調整などはできません。