エックス線作業主任・ガンマ線透過写真撮影主任

福島原発の周辺の放射線については、一般人としては気になる所です。
 
原子炉関係の資格としては
 
放射線取扱主任者
核燃料取扱主任者
原子炉主任技術者
などが、あげられるかと思いますが、この3つの資格は、資格制限・試験期間・合格後の講習受講条件などから、
実務で関係していなければ、取得が難しい部分があります。
 
よって、私の資格取得目標には入っていません。
 
しかし、放射線に関して全くの素人というわけでもなく、
労働安全衛生法の、エックス線とガンマ線について勉強し、作業主任の資格を取得しています。
 
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安全衛生技術センター
 
 
エックス線作業主任
業種によっては割かし必要になる事もある。電気的に、電磁波(エックス線)を発生させ、金属などを透過して内部異常・状態を測定する場合によく使われる。
 
ガンマ線透過写真撮影主任
殆ど使われない。放射性物質から放出される放射線ガンマ線)を、測定対象に照射し、対象の内部状態を測定する。
 
一定の要件を満たしていれば、試験は免除され、申請だけで取得できます。
 
 
放射線や、強力な電磁波を受けると、細胞が破壊され、DNAの鎖に傷がつきます。
これが起こると、場合によっては、発ガンしたり白血病になったりします。
だいたい 1度に 6 Sv受ければ、人は確実に死ぬと言われているので、ある程度放射線を浴びてしまった人は、安全な距離へ退避して、暫くは放射線源には近付かないように注意しないといけません。
 
通常より高い放射線が測定される地域にずっといると、その内 総被爆量が高くなり、健康被害が生じてくる可能性があります。
これから、細胞分裂して成長していく小さなお子さんは、特に影響が大きいです。
難しいと思いますが、もし配慮可能なら小さな子供のいる家庭は、福島原発周辺からは引越しを計画した方が良いかもしれません。
 
国と電力会社の責任でどうしようもないとはいえ、遺伝子に関わることなので、微量でも放射能汚染されていると考えられる地域に、お子さんと一緒にとどまるのは若干 不安を覚えます。
(大人は、国の非難指示が解除されてからは、引き続き住んでも問題ないと思います。)